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あつきこころでもけいをつくらん、GSプロジェクト:TEIJIの手記
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GSプロジェクトEX製 忍野忍キスショ(略)製作サポートその① 工作編

先日のワンダーフェスティバル2010夏、当GSプロジェクトEX卓にて
忍野忍キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードをお買い上げくださった方、どうも有難うございました。
IMG_0789.jpg
永らくお待たせしてしまいましたが制作サポート記事第1弾:工作編です。

このキットはredjuice氏(←あ!TOP絵変わってるw)による元イラストの魅力を再現するためスカートをギリギリの肉厚で成形し脚のラインが透けて見えるようにするなど、サフレス塗装で仕上げることを前提に開発してあります。ですのでこのサポート記事もサフレス仕上げを想定した内容で進めていきます。尚、作例ではレジンの地色を隠蔽するいわゆる通常のサフ塗装を行った箇所はヘルメットや胸のリボンなどの暗色部分のみです。今回成形をお願いしたRCベルグ様の成形品は非常にレベルが高く気泡や型ズレなどほぼ皆無でレジンの透明度も高いのでサフレス塗装には最高の素材となっています。ぜひサフレス塗装に挑戦してみて下さい。

パーツチェックを行って問題がなければまずパーツの洗浄・・・が通常のセオリーなんですが作例ではそんなにぎとぎとしていなかったので、塗装前の接着作業などで油分が障害になりそうなパーツ以外は下地処理完了まで洗浄していません。4パーツに分かれている髪の毛と、親指を別パーツにしている左腕などですね。

というわけでとりあえず湯口の除去と、軸打ちを施しての仮組みをしましょう。軸穴の径はガイド穴の径を参考にして下さい。1mm,1.5mm,2mmの3種の径で開けています。
使用する軸は曲げによる位置修正が容易でパテによる作業を省けるアルミ線の使用を推奨します。


あ、仮組みついでに足の裏にも軸穴をあけて、ベース(別途準備願います)に固定できるようにしましょう。転倒による破損を防ぐためです。原型製作段階でも何回か髪を盛大に折って泣きを見ていますから・・・

以下、仮組みする上での注意事項など。


IMG_0832_20100809022555.jpg
メットのゴーグル。内側の湯口を処理すれば接着しなくても両端の爪でパチッと保持されるように作ってありますが原型と製景品でのパーツの硬さの違いや成形上の歪みなどで保持力が弱い場合があります。そんなときはドライヤーの熱やお湯で温めてちょっと曲げてやると良い感じになります。あ、付属治具を使ってのヒートプレスによるレンズ製作は次回更新時に説明します。ゴーグルへの接着は塗装後なので。

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※メットのあごヒモは1mm線による接続ですが、肉厚が薄めなのでドリル貫通によるパーツの”ヤブレ”に気をつけましょう。
IMG_0836.jpg
右腕。胴体に密着しているのが正しい状態です。作例に使ったショットでは大丈夫でしたが、胴体周りは接合箇所が多いので成形上の小さな誤差が累積してここに隙間が開く個体もあるかもしれません。大きな隙間が開いていれば、ドライヤーなどの熱で腕が胴体に密着するよう修正します。

IMG_0797.jpg
髪の毛。一応メットを被った状態では接合線が表に出てこないようになっているので、パーツが繊細なこともあり下手に触って破損させたり失敗するのが嫌な人や手軽に済ませたいという人は必要ありませんが接着してつなぎ目を消した後で頭部に被せたいという人は後ハメ工作が必要です。

IMG_0802.jpg
まず、後ろ髪のダボを除去します。
そしてちょっと判りにくいかもしれませんが前髪の裏側、鉛筆で黒く印をつけている辺り。
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ここは接着した髪の毛をヅラのように被せる時頬と若干干渉して擦れた痕(完成後には見えない箇所ですが)がつくので削りこんで干渉を回避してやります。※裏面なので削っても外見には影響しません。

親指が別パーツになっている左腕ともども、サフレス部分で接着してつなぎ目を消す箇所には通常の透明な瞬間接着剤を使用すると、接着剤の中にパーツ同士の影が落ちて黒い線となり目だってしまうので、接着には高圧ガス工業製:シアノンの仕様を推奨します。シアノンは適度な透明度を持った白い瞬間接着剤なのでサフレス塗装する箇所に使用しても目立ちません。
※色を乗せずホワイトレジン地のまま白として仕上げる箇所には瞬着硬化スプレーを使わないようにしましょう。硬化スプレーの使用箇所は若干黄変します。このキットには白仕上げの箇所に接着ラインはありませんが、もし傷や気泡を埋める目的でシアノンを使う場合は注意しましょう。

以下、髪の毛の製作フロー。参考までに。

上記の後ハメ処理をした後、各パーツ毎にパーティングラインを処理し接着面をヤスって荒らす
    ↓
パーツ(主に接着面)洗浄、若しくは接着面の汚れや油分をシンナーなどで拭って除去
    ↓
各パーツを接着しつなぎ目を消す
    ↓
ドライヤーによる歪み修正(両サイドの髪パーツが反って開いている可能性があります。)
    ↓
塗装前最終洗浄へ



その他のパーツも湯口跡やパーティングラインの処理を終えたら最初にサボった(w)離型剤除去と塗装準備のため、ここで一旦徹底的に洗浄します。
IMG_0837.jpg
レジンパーツの洗浄はよく「中性洗剤とクレンザーを混ぜたぬるま湯に一晩ほど漬けたあと・・・」と説明されていますが私は漬け置きなしに歯ブラシとクレンザーだけでパーツを洗うのみで充分と考えています。

根拠として・・・
●中性洗剤の油脂分解能力は優秀だがいくら漬けたところで、ブラシで直接表面を掻いてやることには敵わない。そしてクレンザーにも洗剤成分が含まれている
●クレンザー(研磨剤)はブラシなどで擦ってはじめて仕事をするのに漬けたって意味がないしそもそもぬるま湯で薄めたらもったいない

というわけで私は液体クレンザー(ジフ:クリームクレンザー)の原液をその都度ブラシにとって擦ってます(粉クレンザーでも可)。すすいだあと(念入りに!)表面に光沢がなく、水をはじかなくなる程度までを目安にします。そうする事でサフやプライマーの乗りが改善され、剥がれてしまうのを防ぎます。




パーツの水気を切ってよく乾かせば一応これで、塗装前の準備まで完了です。塗装編のアップはまたちょっと間が空いてしまうかもしれませんが8月中には必ず何とかしたいと思っています。できれば、来週末あたり・・・?

それではまた。
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Author:TEIJI
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ガレージキットディーラー:GSプロジェクト
でフィギュアの原型を作ってワンダーフェスティバルやトレジャーフェスタなどのイベントに参加しています。
模型以外にもバイクのこととか書いたりします。

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(Illustrations by redjuice. Sculpture by TEIJI. Finishing by Gyopi-Maru.)


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